【基本】Webサイトをリニューアルしたいと思ったときの進め方
  • 投稿の最終変更日:2021年12月16日

あなたの企業のホームページ、”数年前に作ってそのまま”になっていませんか?
「ホームページはあるけれどデザインがだいぶ古くなっている」
「自社サイトのリニューアル、何から手をつければいいかわからない」
「PC版デザインしか用意がなく、スマホで見るとごちゃごちゃ」

スマートフォンの普及やネット回線の高速化に伴い、Webサイトのデザインも年々進化しています。
ホームページは今や企業の「顔」。何年も前に作られたデザインのままではあまり印象がよくありません。
この記事では、サイトリニューアルの進め方や考え方を簡潔にまとめました。
ぜひ参考にしてください。

1.Webサイトの目的を定める

Webサイトの目的=「サイトを見た人に、どんな行動を取ってもらいたいか」

まずは、今回リニューアルするサイトをどう活用したいのか明確にする必要があります。
企業を知ってもらうのが目的なら、事業内容や経営理念を伝える「コーポレートサイト」、
自社のサービスや商品について紹介し購買意欲をかき立てるなら「サービスサイト」、
求職者に興味を持ってもらい、求人応募を促すなら「採用サイト」として制作します。

2.ターゲットになりうるユーザーを定める

次に考えたいのが、Webサイトのターゲットとなるユーザーです。
サイトの目的を何にするかによって、ターゲットも変わります。
例えば”XX県の広告代理店で、中途採用を強化するために採用サイトを作る”なら
「XX県で転職活動をしており広告業界に興味がある人」
「XX県へUターン転職を考えている同業他社の人」
などがターゲットとして考えられます。

3.ターゲットの人物像(ペルソナ)を考える

サイトの目的やターゲットが定まったら、具体的な人物像(ペルソナ)を考えます。
名前/年齢/職業/居住地/家族構成/年収/普段の趣味や過ごし方/仕事に関する考え方など、を具体的に挙げていきます。
適当に中身を決めるのではなく、ターゲットの属性に当てはまる人にインタビューを行なったり、情報をもらいましょう。
サービスサイトの場合は商品を愛用して言えるユーザー、採用サイトの場合は最近入社した社員などにヒアリングするのも効果的です。

4.一連の行動(カスタマージャーニー)を考える

ペルソナが用意できたら、今度はペルソナの一連の行動について考えていきます。
一連の行動は「1.認知」「2.興味関心」「3.比較検討」「4.購入(もしくは問い合わせ・応募)」の4つのステージにわかれます。
たとえば「新潟県新潟市で平屋住宅の購入考えている人が、平屋専門ハウスメーカーAのサイトにたどり着き、問い合わせするまで」
という例でカスタマージャーニーをざっくりと考えてみます。

1.認知…Googleで「新潟市 平屋 新築」で検索し、ハウスメーカーAの存在を知る。
2.興味関心…サイト内の施工事例を閲覧し、自分の理想に近いかも、と考える。
3.比較検討…住宅情報誌や口コミサイトなどでA以外のメーカーとの違いを比較。
4.問い合わせ…Aのサイトから資料請求や完成物件見学会の予約を申し込み

それぞれのフェーズで、ペルソナが自社サイトとどう接点を持ち、どのような考え、課題感を持って次のフェーズへ移行するのかについても検討する必要があります。

5.行動を促すためのサイトデザインを用意

ここまでの流れを踏まえて、サイトデザインの設計に入ります。
想定されるペルソナにとって行動を起こしやすいサイトにするためには分析が不可欠です。
スマホでの閲覧が想定されるならスマホユーザーに見やすいサイトや、気軽にLINEや電話で問い合わせできるサイト設計にする必要があります。
BtoB向け商材を扱うサイトなら、仕事中にPCから検索されることを想定し、読み物的コンテンツやお役立ち情報を豊富にすべきです。
現状のサイトでの問題点を洗い出し、デザインの試作→検証を繰り返しながら、理想に近づけていきます。

おわりに

以上、サイトリニューアルの進め方について大まかに紹介しました。
現状の自社のサイトに課題を感じている方にとって少しでもヒントになれば幸いです。
株式会社モモンガではサイト制作やサイトリニューアルに関してのご相談を承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。