求職者への情報発信がうまくいかない、採用管理が大変、候補者からの連絡が途絶えがち…。
採用担当者はさまざまな課題を抱えているかと思いますが、これらは「LINEを使った採用」で解決できるかもしれません。
この記事では、新卒・中途採用でLINEを活用するメリットと、実際にどのように活用すればいいのかについて紹介します。
目次
1.LINEを使った採用活動とは
個人間のメッセージのやりとりとして広く普及しているLINE。
最近では多くの企業や店舗が公式アカウントを開設し、集客や販売促進のツールとして活用しています。
新卒採用、中途採用、アルバイト採用といった各種採用活動においてもLINEは非常に有効です。
企業・店舗のLINEアカウントは個人アカウントとは異なり「認証済みアカウント」「未認証アカウント」2つの種別があります。
認証済みアカウントは、電話での所在地確認などLINE側の審査に合格したアカウントです。LINE上の検索結果に露出されるようになります。
未認証アカウントの場合でも、検索結果に出てこない点以外は認証済みアカウントと機能に差はありません。
いずれも無料プランで運用できます。
ただし、配信メッセージ数が月1001通以上(友だち人数×配信回数でカウント。個別チャットの送受信はノーカウント)の場合、有料プランへ変更が必要になります。
2.採用活動にLINEを使うメリット
(1)気軽にコミュニケーションがとれる
LINEは本来1:1のメッセージや、仲がいい人同士でのグループチャットに使われているSNSです。
これを企業が運営することで、より身近な存在として感じてもらえるでしょう。
また、求職者側としても、友だちに連絡する感覚でメッセージを送ることができ、双方向のコミュニケーションをとることができます。
(2)既読までのスピードが早い
相手がメッセージを読んだかどうかわかる(既読になる)のもLINEの特徴です。
TwitterやFacebookなど、他のSNSの場合、フォロワー全員に投稿が表示されているとは限りません。
LINEであれば友だち全員にメッセージが配信されるため、伝えたいことがしっかりと届けられます。
(3)予約投稿機能で狙った時間に配信できる
LINE公式アカウントには予約投稿機能があるため、必ずしもリアルタイムでメッセージを配信する必要はありません。
お昼休みの時間帯、週末の夜など、メッセージを見てもらいやすい時間を狙って配信できます。
3.LINEで採用を行なう方法
(1)LINEアカウントの作成
まずは自社のLINEアカウントを開設します。
https://www.linebiz.com/jp/entry/
上記LINE社の公式サイトから、3ステップで開設することが可能です。
認証済みアカウントにしたい場合、この時点で審査依頼を出すことで、早めに審査を終えることができます。
(2)QRコードで求職者を集める
LINEアカウントを開設後、「友だち追加」してもらうためのQRコードを発行しましょう。
QRコードは、LINEアカウント管理画面左側メニュー「友だち追加ガイド」→「QRコード作成」から発行できます。
ここで出てくるQRコード画像をダウンロードし、説明会の配布資料や採用サイトへ掲載することで、スムーズに求職者を誘導することができます。
(3)求人情報を配信する
LINE公式アカウントでは、友だち追加してくれた人たちへメッセージや画像を一斉配信することが可能です。
就活生向けイベントの案内、新たな求人の公開などを適宜知らせることができます。
また、アカウントのホーム(タイムライン)でもお知らせを配信することができます。
(4)LINEトークから応募フローへ誘導
LINE公式アカウントでは、メッセージの一斉配信だけでなく、個別のやりとりも可能です。
質問や相談に個別対応をすることで、求職者の募集意欲向上にも繋がります。
まとめ
以上、LINEを使った採用活動について紹介しました。
SNSの中でも特に普及率が高いLINEならば、多くの求職者にアプローチできます。
ぜひLINEを活用した採用活動にチャレンジしてみてください!
株式会社モモンガでは、LINEをはじめさまざまなWebマーケティング手法を使った採用活動を支援しています。
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